ブログに綴る鉄旅の記録

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青函区間に時速200キロ「貨物新幹線」導入を検討

2016.01.07 (Thu)

(ニュースサイトによると)国土交通省とJR北海道、JR東日本、JR貨物のJR3社が新幹線と貨物列車が共用する青函区間向けに貨物コンテナを直接搭載する新幹線仕様の貨物列車導入を検討しているとのこと。共用区間は貨物列車が高速運転の新幹線とすれ違うと新幹線の風圧で貨物コンテナが崩れる可能性があり当面新幹線の運転速度が時速140キロに抑えられることが決まっていますが、貨物新幹線が導入されれば減速が必要なくなり所要時間が約20分短縮されます。

共用区間の高速化はこれまで2018年をめどにダイヤを調整して貨物列車の走らない時間帯をつくり数本の最速列車の運行と、将来的に貨物列車をそのまま新幹線軌道が走行できる専用車両に載せるトレイン・オン・トレイン(TOT)方式が検討されていましたが、(北海道新聞によると)TOT方式は重量過大で重心が高すぎるため事実上断念した模様。

貨物新幹線はE5・H5系をベースにコンテナを約100個搭載できる20両程度の編成。イメージとしてはMC250系の新幹線版といったところでしょうか?車体には風圧で荷崩れしないように側壁を設けるため専用の積み下ろしクレーンを備えた積み替え基地を共用区間の両端に整備。事業費は新車両開発や積み替え基地建設費などで800億~1千億円を想定しているそうです。

 
貨物新幹線は今のところ青函区間への導入が検討されていますが、この技術は今後新幹線のあり方を変えるように思えます。貨物列車が新幹線軌道を走れるのであれば運用は青函区間に限る必要はなく、極端にいえば東京まで直通すると物凄い物流の時短が可能。とは言え、東北新幹線は貨物列車が走るように設計されていませんしダイヤに余裕もありません。

ただ、これから建設する北海道新幹線延伸区間ならどうでしょう。新幹線の運転は昼間なら1時間に1本程度。ダイヤと退避施設の工夫次第で200km/hで走れる貨物列車を割りこませることは十分可能。新幹線に集中投資したいJR北海道は願ったりかなったり。残念ながら普通列車しか残らない函館本線は三セク鉄道での維持すら不可能になるでしょうが。

さらに言えば、(残酷ですが在来線を廃して)特急列車と貨物列車を新規建設する高規格路線に付け替え可能であれば人口密度の低い地域の路線、例えば夢物語だった羽越新幹線の整備が可能になるかもしれません。

まぁ遠い未来の貨物新幹線の妄想は置いといて、これで「第2青函トンネルが必要?必要じゃない?」みたいな議論はとりあえず終結となるんじゃないでしょうかね。
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